秋山和之ガラス展。渋谷でこんな珍しい展示会を見たのは初めてじゃないかと思うぐらい。光を盛る器とか、独特の雰囲気がガラスを支配しているように感じられました。いや、ガラスだと思えない重厚感や鮮やかな色彩もあって、見に来ている人も思わず溜息というのか、深く呼吸している様子でした。
器という題材ですから、大皿や小皿、カップやゴブレット的なものなど、いわゆる生活用品、食器棚にそのまましまってもおかしくない作品が並んでいたのですが、それが展示されていると、空間全体がガラスで出来た別の次元の世界のように感じられたのですから、不思議なものです。わたしにはよくわからなかったのですが、居合わせた人が、いくつかの作品を指さして、その技術の精巧さについて話していました。
それにしても、信じられないようなガラスの奥深さですね。毎日どこかでお世話になっている種類のガラス製品、ただそこに置かれているだけで芸術性が感じられるなんて。